昨日の夜ワシントンポストのeメールで、ホワイトハウスの新しい住人である子犬は、「Portuguese water dog(ポルトガルウォータードッグ)」で、名前はオバマガールズによって、「Bo」と命名されたということを知りました。黒と白のカラーの6ヶ月の子犬は、レインボーカラーのレイをかけて、ちょこんと座っており、すでに米国中で大いに話題となっています。
「Bo」は、ケネディ上院議員からのギフトです。以前から動物保護施設に収容された犬をホワイトハウスに迎えたいと発言していた大統領一家ですが、結果、Portuguese water dogを自分でも何頭か所有しているケネディ上院議員が、一度ある家族が所有してうまく折り合いがつかなかった「Bo」を引き取って、それをオバマファミリーにプレゼントしたようです。アレルギーのある長女Malia(マリア)のために、Portuguese water dogか、Labradoodle(ラブラドゥドル:ラブラドールとプードルのかけ合わせ)が選ぶと言われていましたが、予想通りの子犬がイースターの日に、ホワイトハウスに到着したようです。オバマファミリーは、保護施設の子犬を手元に置くことは出来ませんでしたが、ワシントンの動物愛護センターに、寄付すると発表しています。
今日は、先ほどソマリアで海賊に襲われて、人質となった米国貨物船の船長を無事に救出できたというニュースも飛び込んできて、大統領の安堵のメッセージも発表されました。CNNによれば、海賊はすでに船長に銃を向けて、まさに殺そうとしていたところを、米軍のスナイパー部隊が海賊3人を射殺して、船長を危機一発で救い出したということです。この緊迫した情勢の中で、かなり厳しい覚悟で命令を下した大統領ですが、無事に救出できたことによって、イースターを無事に祝う気持ちになれたと思います。
「Bo」の名前の由来は、ファーストレディの亡くなったお父さんのニックメームの「Diddley」から来ているということで、オバマガールズは、ロックンロールのオリジナルシンガーと言われる「Bo Diddley」にちなんだようです。オバマ大統領のキャンペーンサイトでは、ユーザがページをカスタム化できる「MyBo」というチャネルがありましたが、Barack Obamaを短縮すると「BO」になりますので、オバマファミリーにとってはピッタリの名前です。すでにこれによって、「Portuguese water dog」を飼おうとする人が急激に増えて、この犬種が手に入りにくくなること(値段が上がる)を心配する声もでており、ファーストレディの「J Crew」のカーディガンではありませんが、ペット業界でPortuguese water dogのブームが起きるのは、必然です。
大統領とファーストドッグの関係は、いつの時代でも特別なものがあります。昨年末は、ブッシュ大統領のファーストドッグBarneyが、突然ロイターのレポーターに噛み付いて、「日頃から大統領をこき下ろしていたメディアへの反撃だ」と言われて、大いに話題になりました。孤独な職務でもある大統領が心を許せるのは、ペットだけという言い方もありますが、今回オバマファミリーのファーストドッグは、子供たちへの大統領の公約です。キャンペーンが始まる前に、大統領になったら、子犬を飼おうと約束していた候補者は、11月4日の当選の日にスピーチでその約束を実現することが可能になったことを、娘たちに告げました。
白と黒のぶちの「Bo」をみて、白人と黒人の間に生まれた大統領を象徴しているようだとか、レインボーのレイを見て、ブログ圏では「Bo」はゲイではないか?という冗談ともいえない(今はゲイマリッジが大きな話題となって論議を巻き起こしています)コメントも出ています。何はともあれ、子供たちが動物と身近に接するのは素晴らしいことですの、オバマガールズの成長とBoの成長は今後のホワイトハウスの楽しみの一つだと思います。
PS: ちなみに我が家の犬の名前は、「ジョン」でした。これはJohn F Kennedy(ジョン・F・ケネディ)大統領にちなんでつけました。雑種のジョンが我が家にもらわれてきた頃は、日本ではケネディ大統領就任の時で、大変なケネディブームを巻き起こしていました。この名前のエピソードを夫に話したら、子犬に大統領の名前をつけるという発想にびっくりしていました(笑)。

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